2013年7月12日金曜日

カワツザクラ 縄の張り直し作業

こんにちは。
陸前高田は雨が降ったり止んだり。
まだまだ梅雨が続いております。

さてさて。最近は苗木のお手入れ作業を進めています。
ご紹介したい内容がたくさんあります^^
まずは、苗木とは呼び難いおおきな樹のお手入れからご紹介します!

こちらは、2011年11月に植えた20年もののカワツザクラ。

今年の4月に撮影した写真です。とっても立派に花をつけました^^
根がしっかり張るまで、強風などで倒れてしまわないように
5年ほどは添木に縄でくくりつけて支える必要があります。
しかし、この添木や縄が幹の成長を妨げてしまうので、
年に1回、縄の張り直しをします。


まずは古い縄とすぎ皮を外します。

写真でお見せするのは控えますが、
このすぎ皮と幹の間には虫がたくさんいます。ぞわぞわ。。
適度に暖かく湿度を保っているので住み心地が良いみたいです。
本当は、この作業を5月に行う予定でしたが、
トラウマになるほど多数の虫が住んでいるということで
ある程度の虫が巣立つのを待ってから取り掛かりました。


添木を叩いて地中に沈め、
添木がこれまで接していた位置に当たらないようにします。


新しいすぎ皮を巻いて、仮押さえ。
すぎ皮は縄が直接幹に当たらないように配置します。




斜め掛けに5周ずつ、しっかり縄を巻きます。

縄の張り直しはこれで完成!
なかなかの力が要ります。

15~20年ものの桜はこの他に18本。
どうか、虫が住み付いていませんように。


上代

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