2014年7月1日火曜日

とある日曜日のお話

つどいの丘よりこんばんは。
事務局の塚本です。

今日は最初から最後までおいしいお話。

というのは、先週の日曜日に私とけんけんが住む仮設住宅に
北海道の大空町のみなさんがいらしての交流会が開催されまして、
それがまた、私の想像をはるかに超えたハイクオリティな
おいしいもの屋台が並ぶおいしい交流会なのでした。


当日は時折強風雨にもなる天候でしたが、
小学校の渡り廊下を利用して会場づくり。
晴れた校庭が理想でしたが、
これはこれで距離が縮まる密度の高い空間で
笑い声がまた笑いを生む感じが私はとっても嬉しかったのです。


じゃん!
山盛りアスパラガスは北海道産の採れたて。
これだけでお腹いっぱいになりそうな食べ応えで、
何もつけずこのままで味わう自然の甘さがたまらない。


こちらは、揚げたてのジャガボール。
大きなひとくちサイズのジャガイモは
アスパラガス同様にこのままでも十分でしたが
お塩をひと振りで甘さが倍増のおいしさで
ほどよい大地の香りが最後にふわっとやってきます。


北海道といえば、と問われても
多過ぎるほどの可能性が広がりますが、
ジンギスカンもやってきました。
ジンギスカンにはうどんが入ることを
私はこの日初めて知るのですが
おそらくこの先うどんがないとジンギスカンじゃない!
なんて知ったかぶりをしてしまうでしょう。


そして、メインイベント!
蕎麦打ちでござい!
そうなんです。その場で打ち始め、その場で茹でて
茹でたての蕎麦を食すのです。
えっだって、そうじゃないとおいしくないじゃん。
と大空町の方には当たり前のようにおっしゃっていただきましたが
そのさらりと当たり前がびっくりの感動なのです。
ありがとうございます!

いえ、まだまだですよ。


甘い香りに誘われて行くと、
生地から餡まで100%北海道産の大判焼き。
実は本職がお菓子屋さんというプロの方。
つまり、素材だけでなく焼き加減も味付けも
ハイクオリティなこの上なく贅沢な大判焼きなのでした。
「ありがとう」の焼き印に思わずみんなが笑顔になる屋台には
子供も大人も集まっておりました。


お隣では、ポップコーンが踊り、


子供たちが体験わたあめ屋さんも出現!

笑い声が絶えない時間はあっという間でしたが
その間ずっと食べ続けていたもんで、
もう昼ごはんなのか、おやつなのか、夜ごはんなのか、
分からなくなってしまうほど頭もお腹も満腹な日曜日なのでした。


大空町のみなさんとの交流会は、これが3回目。
震災後からずっと陸前高田へお越しいただいています。
交流会でも住民のみなさんももう名前で呼び合うくらいの仲。
4年目に入った仮設住宅での生活をする住民のみなさんにとっても
つながった縁が続く喜び、
むしろ年を追うごとにその縁が強くなることの喜びを
実感しているような気がしました。

とある日曜日。

大空町のみなさま。
ありがとうございました。
ごちそうさまでした。

大空町HP
http://www.town.ozora.hokkaido.jp/


寿

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